回線・通信・接続方法

2022.4.7

光回線とは?特徴やメリット、回線事業者を比較するポイント

この記事の情報は掲載日時点の情報です。

インターネットの回線として、光回線は家庭やビジネスシーンでも広く利用されるサービスとなりました。光回線は他の回線と比較してどういった特徴があるのでしょうか。また、事業者によってどのような違いがあるのでしょうか。こちらでは、光回線の基本的な情報や、回線事業者の選び方について解説します。光回線の契約を検討している場合や他の回線からの切り替えを検討している場合は参考にしてください。

目次

光回線とは?

光回線とはどういった回線なのでしょうか。以下では、光回線の特徴や他のインターネット回線との違いについてお話します。

光回線の特徴

光回線とは光ファイバーを使用したインターネット回線のことです。光ファイバーは、電磁波の影響を受けにくい素材でできています。通信速度が速く、かつ安定しているのが特徴です。利用するには光回線の敷設工事を行う必要があります。

代表的な光回線として、NTT東日本とNTT西日本が提供する「フレッツ光」やKDDIが提供する「auひかり」などがあります。
近年ではフレッツ光を、プロバイダが接続サービスなどとセットで提供している「光コラボレーションモデル」のサービスも増えています。光コラボレーションモデルは、事業者によって料金設定や提供オプションに違いがあります。

他のインターネット回線との違い

ADSL回線

ADSL回線とは、アナログ電話回線を使用したインターネット回線のことです。
ADSLは光回線に比べると通信速度が遅いですが、光回線と比較して月額料金が安く利用ができます。光回線が普及した現在では、利用者数が大幅に減少しており、2023年1月31日でサービス終了予定となっています。

モバイル回線

モバイル回線は、無線でインターネット接続が可能な回線で、「WiMAX」や「LTE」などが代表的なサービスです。
光回線とは異なり工事が不要なため、端末やSIMカードが届いた日からすぐに利用できることが特徴です。
また室内だけではなく、ルーターを持ち歩くことで対応エリアであれば外出先などでも使うことができます。
よってモバイル回線は、自宅でも外でもインターネットを使いたいという方や、出張やリモートワーク用のインターネット環境として利用する方に人気があります。
ただし、モバイル回線の多くはデータ通信容量の制限があり、通信制限がかかると、通信速度が遅くなることがあります。

ケーブルテレビ(CATV)

CATVとは、各地域にあるケーブルテレビ局から光ファイバーと同軸ケーブルを組み合わせて各家庭に様々な放送、テレビ番組を配信しているサービスです。CATVではその回線を利用してインターネット接続サービスを提供しています。利用するには、ケーブルテレビの回線工事が必要になります。ケーブルテレビで配信されている特定のテレビ番組を試聴でき、BS放送やCS放送といった衛星放送を視聴することができるので、映画やアニメ、スポーツの専門チャンネルを楽しめる点が魅力です。趣味専門チャンネルも多数あるので、テレビをよく見るという方にはメリットがある回線といえます。

光回線のメリットと回線事業者を比較する際のポイント

光回線にはどんなメリットがあるのでしょうか。光回線のメリットと回線事業者選びのポイントについてお話します。

光回線のメリット

大容量のデータ通信が快適にできる

光回線は多くの場合、月額料金が固定で、データ容量制限を気にする必要がありません。高い安定性から、ビジネスやテレワーク用のネットワーク環境として利用されています。クラウドサービスの利用や、取引先とのやり取りなどがスムーズになり、効率的に業務を進めることが可能です。

Wi-Fiルーターの無線接続でも通信速度が速い

一般的な光回線の速度は、最大1Gbpsです。通信速度はベストエフォートとなるため、利用環境によって速度は変動しますが、PPPoE方式の場合、平均的な実測値は20〜50Mbpsといわれています。ADSLと比較するとはるかに速く、動画やゲームなど容量が大きいコンテンツも問題なく利用可能です。
Wi-Fiルーターの無線接続では有線接続に対して速度が落ちますが、光回線の通信速度であれば、無線でもストレスなく利用できる速度が保たれます。接続する機器が多い環境やスマホ・タブレットなどモバイル端末の利用が多い環境では特に役立つでしょう。

ひかり電話やフレッツ・テレビも利用可能

ひかり電話は光回線を利用した電話サービスで、通常の固定電話と同じように利用できます。ひかり電話は、導入費用や通話利用が割安なことから、固定電話よりもおトクに利用ができます。

光回線を利用してフレッツ・テレビなどのテレビ放送を視聴することもできます。アンテナが不要、天候による影響を受けないなどのメリットがあります。

回線事業者を比較する際のポイント

サポート体制

急にインターネット接続が出来なくなった場合や、契約内容や請求内容の確認をしたいなど、いざという時にすぐに問い合わせが出来る電話窓口がある事業者を選ぶと安心です。
メールでの問い合わせ対応のみのケースや、365日電話受付をしている事業者、年末年始のみクローズしている事業者など様々なパターンがあるため、事前に問い合わせ窓口のサポート体制を確認しておくと良いです。

キャンペーンの有無

契約時にキャンペーンを実施している事業者が多くあるため、キャンペーンを利用すると、おトクに契約することができます。乗り換え割引、セット割引、キャッシュバックなどが代表例として挙げられます。各社のキャンペーン情報をよく確認するようにしましょう。

通信速度の違い

通信速度は回線事業者を選ぶ際の重要なポイントです。提供している回線によって速度が異なるため、高速かつ安定している光回線をおすすめします。光回線の一般的な速度は最大1Gbpsですが、速さにこだわる場合は最大10Gbpsの高速回線が売りの「フレッツ 光クロス」などのサービスもあるため、そういったサービスを提供している事業者との契約をおすすめします。
ただしいずれも通信速度はベストエフォートとなるため、利用環境によって速度は変動します。

解約時の違約金

事業者やサービスによっては契約期間が定められており、更新月以外の解約では違約金が発生することがあります。契約期間や違約金の額は回線事業者によって異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。契約期間や違約金がない回線事業者もあります。

IPv6(IPoE)への対応

IPv6(IPoE)は、次世代の通信プロトコルです。従来のIPv4(PPPoE)とは異なり、ネットワーク終端装置を経由しない通信方式のため、通信量が多く混雑しがちなIPv4(PPPoE方式)とは違いストレスなく利用できます。これから光回線やプロバイダを契約するのであればIPv6(IPoE)がおすすめですが、事業者によってIPv6への対応状況が異なるため確認が必要です。

ビジネス利用での光回線にはASAHIネットがおすすめ

テレワークやオフィスでのインターネット環境をご検討中であればASAHIネットがおすすめです。ASAHIネットの強みや提供しているサービスの特徴についてお話しします。

ASAHIネットの強み

ASAHIネットは、東証プライム市場上場・株式会社朝日ネットが運営するインターネット接続サービスです。1994年にインターネット接続サービスをスタートしました。
業界歴が長いからこその豊富な実績で、法人・個人問わず、信頼のサービスを提供しています。
お客様が毎日使うものだからこそ、常に安定してご利用ができるよう、ネットワーク品質の維持・管理には徹底してこだわっています。
品質を追求する姿勢は、外部調査機関が実施するインターネット・サービス・プロバイダの調査においても、高い評価をいただいています。これまでの受賞履歴はこちらをご覧ください。 またコールセンターを社内に置くことで、サポート品質の向上に取り組んでいます。技術サポートの電話窓口は365日(【受付時間】10:00-17:00)対応しているため、いざという時にもすぐにご相談いただける体制となっています。
ASAHIネットについて、詳しく知りたい方は、こちらをご確認ください。

AsahiNet 光の特徴

AsahiNet 光では、フレッツ光と同じ最大1Gbpsの高速通信をご利用いただけます。IPv6に標準対応しているため、快適にインターネットをご利用いただくことが可能です。

「AsahiNet 光電話」や「固定IPアドレス」などのオプションも充実しているため、ご利用環境に応じてオプションを追加していただくことで、より便利に、セキュアな環境でご利用いただくことも可能です。
AsahiNet 光では、固定IPアドレスサービスを低価格で利用可能なため、テレワークなどでも多くの方にご利用いただいております。

「AsahiNet 光」について詳しくはこちら

快適な通信のため光回線への切り替えを

光回線の特徴についてお話ししました。回線速度の速さや安定性から快適にインターネットを利用でき、現在のインターネットコンテンツの多くは光回線での通信を想定して作られています。ビジネスで利用する恩恵も大きいので、光回線以外のサービスを使っている場合は光回線へ切り替えてはいかがでしょうか。すでに光回線を利用している場合も、おトクに利用できる回線事業者を探してみてください。

  • 「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの商標または登録商標です。
  • 「NTT」は、日本電信電話株式会社の商標または登録商標です。
  • 「WiMAX」は、UQコミュニケーションズ株式会社の商標または登録商標です。
  • 「フレッツ」およびその他「フレッツ」関連の名称はNTT東日本およびNTT西日本の登録商標です。
  • 「auひかり」は、KDDI株式会社の商標または登録商標です。

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