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2026.09.28
セキュリティ

無料のセキュリティソフトはどれがいい?おすすめ4選の特徴を比較

パソコンやスマートフォンをウイルスやマルウェアから守るセキュリティソフトは、無料版でも検出・駆除、リアルタイム保護など、基本的なセキュリティ対策ができる製品もあります。ただし、利用できる機能や対応OS、端末への負荷などは製品によって異なるため、特徴を比較して選ぶことが大切です。

ここでは、無料のセキュリティソフトの安全性や選び方、おすすめのソフトを解説します。

無料のセキュリティソフトでも端末を守れる?

個人情報を保護するイメージ画像

無料のセキュリティソフトでも端末を守れる?

セキュリティソフトは、無料版より有料版のほうが安全性が高そうに感じるかもしれません。

しかし、無料だからといって性能が低いとは限りません。製品によっては、ウイルスやマルウェアの検出・駆除、リアルタイム保護など、基本的なセキュリティ対策に十分な性能を備えています。

実際に独立系セキュリティ評価機関のAV-TESTでは無料・有料のセキュリティソフトを同じ基準で評価しており、無料版の中にも高い評価を受けている製品があります。

ただし、無料版は有料版と比べて利用できる機能が限られている製品もあるため、必要とするセキュリティ対策によっては、有料版のほうが適しているケースもあります。

セキュリティソフトは、無料・有料だけで判断せず、保護性能や機能を比較して自分に合ったものを選ぶことが大切です。

基本的なウイルス・マルウェア対策はできる

無料版のセキュリティソフトは、有料版を知ってもらうための入口として提供されている側面があります。

たとえば、無料版の使い勝手や性能が高ければ、有料版への移行を促し、メーカーにとっても売上や継続的な利用者の獲得が期待できます。反対に、無料版の品質が低ければ製品そのものへの信頼を得にくくなり、有料版を選んでもらえる可能性も低くなります。

特にウイルスやマルウェアの検出・駆除といった利用頻度の高い基本機能は、製品への信頼にも直結するため、各メーカーが特に力を入れる必要がある部分です。

このような理由から、基本的なウイルス・マルウェア対策を目的とする場合は、無料版のセキュリティソフトも選択肢になると言えます。

無料版でも第三者機関から高い評価を受けている

セキュリティソフトの性能は、公式サイトに書かれている機能だけでは判断しにくい部分があります。

そこで参考になるのが、AV-TESTやAV-Comparativesといった第三者機関による評価です。実際のマルウェアへの防御性能だけでなく、端末への負荷や誤検知の少なさなども含めて確認できるため、製品を客観的に比較する材料になります。

無料のセキュリティソフトを選ぶ場合も、第三者評価を確認することで、「無料だから」という理由だけで判断せず、一定の保護性能を備えているかを見極めやすくなります。

無料版は有料版より利用できる保護機能が限られる

無料版のセキュリティソフトは、有料版よりも利用できる機能が限定されていることがあります。なかでも、以下の機能は有料版に含まれるケースが多いです。

有料版で追加されやすい機能 主な役割
フィッシング・詐欺サイト対策 偽サイトや不審なリンクへのアクセスを検知・ブロックする
高度なランサムウェア対策 ファイルの暗号化など、ランサムウェアによる被害を防ぐ
高度なファイアウォール 不審な通信や外部からの侵入を監視・ブロックする
VPN インターネット通信を暗号化し、通信を保護する
パスワード・情報漏えい監視 パスワードやメールアドレスなどの漏えいを検知する
Webカメラ・プライバシー保護 Webカメラへの不正アクセスなどを防ぐ
複数端末の保護 PCやスマートフォンなど複数の端末をまとめて保護する
サポート トラブル時に電話やメールなどで相談できる

また、無料版では機能だけでなく、サポート内容や利用できる端末数が限られるケースもあります。

必要な対策が無料版に含まれているかを確認し、不足する場合は有料版を検討しましょう。

有料だから安全とは限らない

有料版のセキュリティソフトは、無料版より多くの保護機能を利用できる傾向があります。ただし、有料版を導入すれば、それだけで安全になるわけではありません。

ウイルスやマルウェア、フィッシングなどのサイバー攻撃は日々変化しており、セキュリティソフトだけですべての脅威を防ぐことが難しい場合もあります。

また、OSやアプリを更新していなかったり、不審なリンクや添付ファイルを開いたりすれば、高機能な有料版を利用していても被害に遭う可能性があります。

反対に、無料版でも必要な保護機能を備えた製品を選び、OSやアプリを最新の状態に保つなどの対策を組み合わせれば、一定の安全性を確保できます。

インターネットを安全に利用するには、有料・無料にかかわらずセキュリティソフトを過信せず、利用者自身も基本的なセキュリティ対策を続けることが大切です。

無料のセキュリティソフトを選ぶ5つのポイント

サイバー攻撃からパソコンを保護するイメージ画像

無料のセキュリティソフトを選ぶ5つのポイント

無料のセキュリティソフトを選ぶ際は、第三者のセキュリティ評価機関で一定の評価を受けているかを確認することが前提です。

そのうえで、対応OSや端末への負荷、広告・通知の頻度など、日常的な使いやすさも比較する必要があります。

安全性だけでなく使いやすさも重視するために、以下の5つのポイントをチェックしましょう。

ウイルスやマルウェアのリアルタイム検出

リアルタイム検出とは、端末を継続的に監視し、ファイルを開くときやプログラムを実行するときに、ウイルスやマルウェアなどの脅威がないか自動で確認する機能です。

脅威を検知した場合は、警告やブロックなどを行い、被害の発生を防ぎます。

リアルタイム検出に対応していれば、端末の利用中も監視できるため、ウイルスやマルウェアの侵入や実行を早い段階で防ぎやすくなります。

そのため、無料のセキュリティソフトを選ぶ際は、リアルタイム検出に対応しているかを確認しましょう。

使用しているOSや端末への対応

セキュリティソフトによって対応しているOSや端末が異なります。

たとえば、Windowsには対応していてもmacOSでは利用できない製品や、パソコン向けとスマートフォン向けで提供される機能が異なる製品があります。また、同じOSでも、古いバージョンはサポート対象外になっている場合があります。

そのため、無料のセキュリティソフトを選ぶ際は、使用している端末の種類だけでなく、OSやバージョンまで確認することが大切です。

複数の端末で利用したい場合は、それぞれの端末に対応しているかもあわせて確認しましょう。

端末の処理速度への影響

セキュリティソフトは、ウイルスやマルウェアを検出するために端末を継続的に監視するため、CPUやメモリなどのリソースを使用します。

いくら保護性能が高くても、ソフトを導入したことでWebサイトの表示やアプリの起動が遅くなると、日常的な操作でストレスを感じやすくなります。

特に、古い端末やスペックが低い端末では、セキュリティソフトによる負荷の影響を受けやすい場合があります。

そのため、無料のセキュリティソフトを選ぶ際は、保護性能だけでなく、端末の処理速度にどの程度影響するかも確認することが大切です。

広告や通知の頻度

無料のセキュリティソフトは、有料版への切り替えを促す広告や通知が表示されることがあります。

表示回数が多いと、作業中に画面を遮られたり、重要な通知と区別しにくくなったりして、使いにくさにつながる場合があります。

セキュリティ性能が高くても、広告や通知が頻繁に表示されると日常的な利用でストレスを感じやすくなります。

そのため、無料のセキュリティソフトを選ぶ際は、広告や通知の頻度、非表示にできるかどうかも確認しておくと安心です。

提供元の信頼度

無料のセキュリティソフトを選ぶ際は、機能や保護性能だけでなく、提供しているメーカーや企業の信頼性も確認することが大切です。

セキュリティソフトは、端末内のファイルや通信を監視する仕組み上、重要なファイルや個人情報を含むデータに関わることがあるためです。

提供元が不明確なソフトや、公式サイト以外から配布されているものを利用すると、マルウェア感染や個人情報の流出などのリスクが高まります。

また、提供元の信頼性を判断する際は、以下の点も確認しましょう。

  • 長期間にわたって製品を提供している実績があるか
  • 定期的にアップデートされているか
  • 第三者機関から評価を受けているか
  • 公式サイトに企業情報やサポート情報が掲載されているか

無料で利用できるからこそ、機能だけで判断せず、安心して任せられる提供元かどうかまで確認したうえで選ぶことが大切です。

無料で使えるセキュリティソフト4選

パソコンのデータを守るセキュリティ対策のイメージ画像

無料で使えるセキュリティソフト4選

無料で利用できるセキュリティソフトは数が多いため、何を基準に選べばよいか迷うことがあります。

そこで今回は、第三者機関による評価実績が確認できる無料のセキュリティソフトを4つに絞って紹介します。主な特徴を比較すると、以下のとおりです。

セキュリティソフト 主な特徴 第三者機関による評価実績
Microsoft Defender Windowsに標準搭載され、リアルタイム保護などを利用できる AV-TEST・AV-Comparatives
Avast Free Antivirus 基本的なウイルス・マルウェア対策に対応 AV-TEST・AV-Comparatives
AVG AntiVirus FREE リアルタイム保護など基本的なセキュリティ機能を利用できる AV-TEST・AV-Comparatives
Avira Free Security リアルタイム保護に加え、VPNやパスワード管理などの機能も利用できる AV-Comparatives

それぞれ特徴が異なるため、利用目的や使い方に合ったセキュリティソフトを選びましょう。

Windows標準で手軽に使うならMicrosoft Defender

Microsoft Defenderは、Windows 10・11に標準搭載されているセキュリティ機能です。ウイルスやマルウェアの検出・駆除、リアルタイム保護などに対応しており、追加でソフトをインストールしなくても基本的なセキュリティ対策を行えます。

以前は、Windowsパソコンを利用する際に別途セキュリティソフトを導入することが一般的でしたが、Microsoft Defenderの機能が強化されたことで、標準機能だけでも基本的な保護を受けられるようになりました。

また、独立系セキュリティ評価機関のAV-TESTでは、2026年6月のWindows 11向けテストで「Certified※」の認証を受けています。保護性能は6点満点、パフォーマンスは5.5点、ユーザビリティは6点で、第三者機関からも一定の性能が確認されています。

そのため、Windowsで手軽にセキュリティ対策を始めたい場合は、まずMicrosoft Defenderを活用する方法があります。

  • ※Certified:AV-TESTの一定基準を満たしたセキュリティ製品に与えられる認証です。

機能の豊富さを重視するならAvast Free Antivirus

Avast Free Antivirusは、基本的なウイルス・マルウェア対策に加えて、複数の保護機能を無料で利用できるセキュリティソフトです。

たとえば、端末内の脆弱性を確認する「スマートスキャン」、不審なファイルをクラウド上で分析する「サイバーキャプチャー」、アプリの不審な動きを検知する「挙動監視シールド」などを備えています。ファイルのスキャンや検疫にも対応しており、無料版としては機能が比較的充実しています。

また、AV-TESTの2026年6月評価では、保護性能・パフォーマンス・ユーザビリティの3項目すべてで6点満点を獲得しています。

そのため、費用をかけずに、基本的なウイルス対策だけでなく幅広い機能を利用したい方に適しています。

シンプルな操作性を重視するならAVG AntiVirus FREE

AVG AntiVirus FREEは、ウイルスやマルウェアの検出・駆除、リアルタイム保護など、基本的なセキュリティ機能を無料で利用できるソフトです。

操作画面が比較的シンプルで、スキャンや保護状況の確認がしやすいため、複雑な設定を避けたい方にも向いています。Webやメール経由の脅威にも対応しており、日常的なセキュリティ対策を手軽に行えます。

また、独立系セキュリティ評価機関のAV-TESTでは、2026年6月のWindows 11向けテストで「Certified」の認証を受けています。保護性能・パフォーマンス・ユーザビリティの3項目すべてで6点満点を獲得しており、第三者機関からも高い評価を受けています。

そのため、無料で基本的な保護性能を確保しつつ、わかりやすさや使いやすさを重視したい方に適しています。

セキュリティ機能と利便性のバランスで選ぶならAvira Free Security

Avira Free Securityは、ウイルスやマルウェアのリアルタイム保護に加えて、VPNやパスワード管理などの機能も利用できる無料のセキュリティソフトです。

基本的なセキュリティ対策だけでなく、プライバシー保護や日常的な使いやすさに関わる機能もまとめて利用できるため、機能と利便性のバランスを重視したい方に向いています。

また、Avira Free Securityは、独立系セキュリティ評価機関のAV-Comparativesによるテストを受けており、マルウェアの検出性能や端末への負荷などが第三者の視点から評価されています。

そのため、ウイルス対策だけでなく、複数の便利な機能も無料で利用したい方に適したセキュリティソフトです。

macOS・Android・iOSはセキュリティソフトが必要?

スマートフォンを保護するセキュリティ対策のイメージ画像

macOS・Android・iOSはセキュリティソフトが必要?

macOS・Android・iOSには、OS側にセキュリティ機能が標準で備わっているため、必ずしも追加のセキュリティソフトが必要とは限りません。

そのため、追加のセキュリティソフトが必要かどうかは、OSの仕組みや端末の使い方によって異なります。それぞれの特徴を理解したうえで、自分の利用環境に必要な対策を検討しましょう。

macOSは標準のセキュリティ機能でも基本的な対策ができる

macOSには、ウイルスやマルウェアなどの脅威から端末を守るためのセキュリティ機能が標準で備わっています。

代表的なのが「Gatekeeper」と「XProtect」です。Gatekeeperは、ダウンロードしたアプリの開発元や改ざんの有無、既知のマルウェアが含まれていないかなどを確認します。XProtectは、macOS上に侵入したマルウェアを検出・ブロックし、必要に応じて対処する役割を持っています。

そのため、一般的な使い方であれば、必ずしも追加のセキュリティソフトが必要とは限りません。

ただし、より幅広い脅威への対策や追加機能を求める場合は、macOSに対応したセキュリティソフトの導入を検討するとよいでしょう。

AndroidはGoogle Play Protectを基本に必要に応じて追加する

Androidには「Google Play Protect」が標準で備わっており、アプリのインストール時や端末の利用中に、有害なアプリがないか自動でチェックします。

Google Playストアから入手するアプリだけでなく、ほかの提供元からインストールしたアプリも確認し、問題が見つかった場合は警告や無効化、削除などを行います。

そのため、Google Playストアを中心にアプリを利用し、OSやセキュリティアップデートを最新の状態に保っていれば、基本的な対策は可能です。

一方で、Google Playストア以外からアプリをインストールする場合や、より幅広い保護機能を求める場合は、追加のセキュリティソフトも検討するとよいでしょう。Googleも、提供元不明のアプリは端末や個人情報を危険にさらすおそれがあると注意喚起しています。

iOSは基本的にセキュリティソフトを追加する必要はない

iOSは、基本的に追加のウイルス対策ソフトを導入する必要はありません。

iOSでは、アプリごとに動作できる範囲を制限する「サンドボックス」という仕組みが採用されており、第三者製アプリがほかのアプリやシステム全体のデータへ自由にアクセスできないようになっています。

そのため、Windows向けのセキュリティソフトのように、端末全体を自由にスキャンしてウイルスを検出するアプリは基本的に利用できません。

ただし、フィッシング詐欺や不正サイト、アカウント情報の流出といった脅威まで防げるわけではないため、iOSを最新の状態に保ち、不審なリンクを開かないなど、利用者自身による対策は必要です。

AsahiNet 光ならセキュリティサービスもあわせて利用できる

親子でインターネットを楽しむイメージ画像

AsahiNet 光ならセキュリティサービスもあわせて利用できる

AsahiNet 光は、NTT東日本/西日本の光回線を利用し、光回線とプロバイダをまとめて契約できる光コラボレーションサービスです。最大通信速度1Gbps・10Gbpsのコースが用意されており、IPv6接続機能にも標準で対応します。

また、ASAHIネットでは、インターネット利用時の安全性を高めるためのセキュリティサービスも提供しています。代表的なサービスは、以下のとおりです。

セキュリティサービス 主な内容 月額利用料(税込)
マカフィー® マルチアクセス ウイルスやマルウェアなどの脅威から端末を保護する 550円
おまかせウイルスチェック ASAHIネットのメールボックスにウイルス検出・駆除機能を追加する 1メールボックス220円
ノートン™ ID アドバイザー ダークウェブを監視し、個人情報の流出を検知した際に通知する 418円

このように、AsahiNet 光ではインターネット回線に加えて、端末保護やメールのウイルス対策、個人情報の流出監視など、必要に応じたセキュリティサービスも利用できます。

無料のセキュリティソフトだけでは不足する機能を補いたい場合は、AsahiNet 光とあわせてこうしたサービスを検討してみましょう。

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