WAON(
ワオン)は、イオン(後にイオン
リテールに移
行。「#沿革」の節を参照)が2007年4月27日にサービスを開始した
電子マネーであり、イオンの登録商標でもある。4月25日から会員募集を始めた。
2009年6月15日で発
行枚数1,000万枚を突破
[ イオン ニュースリリース 2009年6月19日]。2009年4月末現在、月間利用件数は約2,050万件
[ イオン・イオンリテール ニュースリリース 2009年5月22日]、月間利用単価は約1,750円
[、利用可能店舗数は約28,000店舗]となっている。
概要
WAONは日本の
電子マネーサービスの一つ。2007年スタートと後発に属するが、先
行して実績を重ねてきた交通系(
Suicaなど)、独立系(
Edyなど)に対して流通系と称されるものの一つである。
端末にかざすと、「
ワオン!」と、犬の鳴き声のような決済音が出る(
端末によっては機械音が出る場合がある。また、
Suica/ICOCAを導入しているエリアでは
WAONと
Suica/ICOCAで音が変わるようになっている)。
名前の由来は複数の音が調和してできる「和音」。キャラクターには白い犬を採用。キャラクター名は一般公募により、Happy Waon(ハッピー
ワオン)と名付けられている。
カードタイプとして、現金チャージのみ対応の
WAONカード、イオンカードの子カードとしてイオンカードからのチャージにも対応する
WAONカードプラス、イオンカードと一体型のイオンカード(
WAON一体型)の3種類を用意。
WAONカードはイオン
リテール、
WAONカードプラスとイオンカード(
WAON一体型)はイオンクレジットサービスが発
行する。なお、イオン銀行が発
行する
ICキャッシュカード、イオンバンクカードも
WAON一体型となっている。また、イオン銀行の
ICキャッシュカード・イオンカード・
WAON一体型のイオンカードセレクト(イオン銀行とイオンクレジットサービスの分担発
行)もある。
モバイルタイプとしては、
おサイフケータイ対応
携帯電話機で利用できる
モバイルWAONが用意されている。2008年3月1日、
NTTドコモ(2007年から先
行対応)/
au/ソフトバンクの3社の
端末で利用できるようになった。
2009年6月現在、イオン各店舗、およびコンビニ「ミニストップ」を中心に多数の企業において導入されている(沿革参照)。ジャスコ、マックスバリュ、サティの一部店舗に設置されているセルフレジでも
WAON決済が可能。さらに、イオン系の店舗で毎月20・30日に実施しているお客さま感謝デーにおいては、
WAONで全額を精算すると5%割引特典が受けられる。
WAONでの支払はイオンオーナーズカードの返金特典との併用はできなかったが、2008年4月21日より併用が可能となり、返金と
WAONポイント加算が共に受けられることになる。
一部を除くテナントでも
WAONの利用が可能となっており、イオン
リテール等からPOSレジをリース提供してもらっているテナント以外は、各店に東芝テック製のマルチ
ターミナルMP-70が設置されている。内部のプログラムはオムロン製。
イオングループ企業以外にも積極的に導入を呼びかける方針で、コンビニ「ローソン」も導入を検討中であり、吉野家はグループ外初の大型導入で2009年5月より順次展開されている
[ワオンの加盟店が増えました 県内の吉野家全店にワオン導入 琉球ジャスコ 最新情報 2009年5月9日][謎だらけ? 吉野家のWAON導入(2) Business Media 誠(ITmedia)2008年10月17日]。コンビニ「ファミリーマート」も2009年秋からの導入を決定した
[ イオン ニュースリリース 2009年2月4日]。
ライバル・
nanacoとの比較
同時期に、セブン&アイ・ホールディングスが
電子マネーサービス「
nanaco」を開始しており、よく比較される。
nanacoは、当初現金チャージのみで、後にアイワイカードによるクレジットチャージ(高校生を除く18歳以上)が可能になったが、15歳以下の場合は入会時に親権者の同意が必要。
モバイル版もカードと同時に登場した。一方で
WAONは現金チャージのみ対応型の「
WAONカード」に限り、個人情報の入力が不要なため15歳以下でも単独で入会をすることが可能で、16歳以上であれば「
WAONカード」に個人情報を登録することもできる。
WAONは最初カード版からスタートし、後に
モバイル版も用意された。1ポイント付与の条件は、店舗での一回の会計時の購入金額が、
nanacoは100円(消費税抜)ごとに設定されていることに対して、
WAONは200円(消費税込)ごとの設定となっている(後述)。