Microsoft Word

Microsoft Office Word (マイクロソフト・オフィスワード)は、マイクロソフトWindows及びMac OS X向けに販売している文書作成ソフトウェアMicrosoft Office Excelとともに、同社のオフィススイートMicrosoft Officeの中核をなすアプリケーションである。一般的にMicrosoft Office Wordはワード(WordまたはMS-Wordとも)と呼ばれることが多いが、「ワード」と名称が付く商品名や商標名は他にもあるので別の製品でワードと呼称する際は注意が必要である。

来歴

1983年5月、Multi-Tool Wordの名前でXenix向けに発売された。この最初のWordは、同社初のグラフィカルユーザインタフェースを採用した製品であり、Microsoft Mouseという名前のマウス製品が同時発売となった。初期のWindowsは、この初代Wordで採用されていたインターフェイスを採用しており、このWordを開発する際に構築された開発ライブラリ名がWindowsと呼ばれていたとされる。翌84年1月にはMicrosoft Word 1.0 for Macを発表した。

日本市場においてワープロソフトと言えば、MS-DOS時代からジャストシステム一太郎が絶対的なシェアを持っており、英語文化圏で開発されたWordは文字数指定や縦書きといった日本語特有の文化に対応した機能を持っておらず、且つ、Microsoft製のWindows用の日本語入力ソフトであるMicrosoft IMEは未熟だったため、Wordは苦戦を強いられていた。また、英語文化圏でもコーレル(当時はノベル社)のWordPerfectがシェアを50%以上とっており、現在にあるその地位にはいなかった。ただ、Mac版は日本語化が遅れたため日本国内ではエルゴソフトのEGWORDに押されていたものの、英語文化圏においてクラリス社のMacWriteやNisus社のNisus Writerと並ぶ人気ワープロソフトであった。

その後、競合製品の機能を貪欲に取り込んだほか、スタイルシートなどのオリジナルの機能も追加して高機能化を推し進めた(このWordオリジナルの機能は逆に競合製品に取り込まれている)。また、日本語独自機能はマイクロソフト(日本法人)が主体として開発するようになり、日本語処理を強化していった。

競合他社への情報提供の時間差を利用して自社製OSであるWindows 95の発売と同時に対応バージョンのWord 95を発売し、Excelの人気をテコにバンドルしたセットでPCメーカーへプリインストール販売戦略を推進することでシェアを高めていった。その結果、ライバルのWordPerfectのシェアが当時50%あったものが、コーレル売却時には10%になったため、当時のWordPerfectの開発元であったノベル社はMicrosoftを独占禁止法違反でユタ州連邦地方裁判所に提訴している。ノベル社の主張は、同社が「WordPerfect」と「Quattro Pro」を所有していた期間にMicrosoft社がオフィス向けアプリケーション市場の競争を排除する為によってノベル社に損害を与えたというものである。現在、シェアはWordが圧倒的に優勢となっている。

最新のバージョンは、Windows版が「Word 2007」、Mac OS X版が「Word 2008」。ただしバージョンによって互換性に問題があるため使う際には注意が必要である。余談だが、日本語版のWindows版のWordはVer. 1.2Aの次のバージョンがいきなりVer. 5.0になった。これは元々DOS版、Macintosh版、Windows版のバージョンが異なっていた物を統一することになった時、Microsoft Officeの主な構成アプリケーションソフトをOfficeと共にのバージョンを5として統一させたことによる。

Windows用ではWord95、97、98、2000、2002、2003を経て2007年現在「Word 2007」が最新版である。なお、Word 98は当時評判の悪かった日本語処理の向上、およびライバル製品(一太郎)の存在する日本市場上の戦略により投入された、日本独自のバージョンである。

数式エディタには他のOfficeと同様にMicrosoft数式を使用する。これはデザインサイエンス社のMathTypeの機能限定版であり、色付けや数式番号機能が使えない。Word 2007からはMicrosoft製の新しい数式エディタが導入された。これはTeXのような打ち込みで記述が可能で、高度な数式が簡単に記述できるようになったが、日本語版では入力した英字が斜体にならないというバグがある。これは2008年5月現在修正されていない。この新しい数式エディタはWord 2007でのみ使用可能で、PowerPoint 2007等では使えない(画像ファイルになる)。

Microsoft Word」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2009年7月28日15時(日本時間)現在での最新版を取得。

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