ゲームボーイアドバンス(
GAMEBOY ADVANCE)とは、任天堂が開発・発売した携帯型ゲーム機。
2003年2月14日には充電式で折りたたみ式になり、フロントライト機能がついた上位機種
ゲームボーイアドバンスSPが、2005年9月13日には更に小型化し
バックライト機能が追加され画面が明るくなった
ゲームボーイミクロが発売された。
略称は「
GBA」および「
GBアドバンス」だが、一般的には「アドバンス」と呼ばれていた。
概要
1989年から発売され続けている
ゲームボーイ(
GB)シリーズの機種で、
ゲームボーイカラー(GBC)の後継機種。専用
ソフトウェアの他に
ゲームボーイや
ゲームボーイカラー用
ソフトウェアを使用することもできる。
ハードウェアの能力は同社の
スーパーファミコン(SFC)を若干上回るもので、2.5D(疑似3D)表現までこなせる。そのため、
スーパーファミコン用として発売されていたゲームの
移植やリメイクが可能になり、多くの
移植、リメイク版ゲームが発売されている。
ただし、
スーパーファミコンより表示
画素数(
解像度)は若干少なく、X・Yボタンに相当するボタンがないため、そのまま
移植されたソフトは本来の画面が入りきらず、操作系を完全には再現できない。
ソフトの互換性
ゲームボーイアドバンス用のカートリッジは裏面の両側に切り欠きがあり、カートリッジスロット内の
スイッチによるカートリッジ識別と
CPU切り替えを
行っている。なお、この切り欠きとそれに関する機構は、後に
ニンテンドーDSのスロットに旧
ゲームボーイシリーズのソフトがスロットに入らないようにするためにも用いられた。
旧
GBとは高い互換性を持ち、赤外線通信を除く
ゲームボーイカラーの全ての動作を
継承している。不具合は一部ソフトにおける音声関連の不具合と、初期のタイトルでは若干画面が暗くなる程度である。赤外線通信に重点を置いた『ちっちゃいエイリアン』は
起動できない仕様、戦闘時に赤外線通信を使う『ぞくぞくヒーローズ』は進
行不能となっているが、他の赤外線通信対応ソフトは、基本的に通常通りのプレイが可能である。
なお、旧
GBソフトで通信機能を使う場合、通信ケーブルは旧型のものを用意しなければならない。
ゲームボーイアドバンス用ソフトは旧
GB用ソフトに比べて一辺が短く、それまでの
ゲームボーイなどのスロットに入れたとしても電気的につながらなくなっている。また、ネジ形状が変更されている。旧
GBソフト使用時に、LおよびRボタンによる画面サイズの変更(画像を横に引き伸ばす)機能が追加されている。
通信機能
GBA用通信ケーブルの両端には大きさの違う2つのプラグがあり、小さい側のプラグが若い番号のプレイヤーになるという指向性がある。この指向性は通信プレイにおけるプレイヤーの識別の他、1カートリッジ対戦対応タイトルでは1P側の本体(小さいプラグが接続されている本体)から他の本体へとデータを送ることになるという特徴がある。なお、ケーブルの中間には小さい側のプラグが収まるサイズのコネクタのついた
ボックスがあり、ここに別のケーブルをつなぐことで最高4人までの通信プレイが可能。
また、カートリッジを入れずに
起動した場合、通信端子からのデータ転送待ち状態となる。
GBA用カートリッジを入れて
起動しても、ロゴ表示の間にSELECTとSTARTを押せば同様の状態になる。この状態はキー操作により取り消すことが可能。この時に通信端子からデータが入った場合にはそれを受信し、受信したプログラムを
起動する。これにより対応ソフトではカートリッジ1本での対戦プレイが可能。
また、同様の原理で
GBAケーブルという周辺機器を通し、ニンテンドーゲームキューブ用コントローラとして機能させることも可能で、
ゲームボーイプレーヤーを接続した場合に
GBA本体のみでプレイするのと同じ操作感覚でテレビ画面上でプレイすることも可能。また、ソフト自体に
ゲームキューブとの通信機能があるタイトルもある。
ゲームボーイカラー同様、
モバイルアダプタ
GBによる
携帯電話との接続が可能である。ただしメーカー側のサービスが全て終了したため現在ではごく限られたソフトで
P2P通信のみ
行える。