実体関連モデル(じったいかんれんモデル、英: Entity-relationship Model、ERM)とは、概念的データモデルの高レベルな記述を可能とするモデルの一種である。また、
実体関連モデルによって具体的な
システムのデータモデルを図で表現したものを
実体関連図(Entity-relationship Diagram、
ERD)あるいは
ER図と呼ぶ。
情報システム設計の第一段階(要求分析)でこれを使い、必要な情報を洗い出し、それら情報を
データベースに格納する際の型を決定する。データ
モデリング技術は、任意の領域についてオントロジー(すなわち、用語とその関連を分類し概観すること)を記述するのに使用可能である。
データベースを基盤とする
情報システムの設計では、概念的なデータモデルを論理設計などと呼ばれる後の工程で関係モデルなどの論理データモデルに
マッピングする。関係モデルはその後さらに物理的設計時に物理的モデルに
マッピングされる。ただし、設計工程の呼び方は様々であることに注意されたい。
実体関連図(
ER図)の描き方にはいくつもの作法がある。本項目では概念的
モデリングを中心に古典的記述法について解説する。
データベースの論理設計や物理設計でよく使われる記述法には、Information Engineering、IDEF1X(ICAM DEFinition Language)、多次元
モデリングなどがある。