CPU

CPU(シーピーユー、Central Processing Unit、セントラルプロセッシングユニット)はプログラムによって様々な数値計算や情報処理、機器制御などをうコンピュータにおける中心的な電子回路である。中央処理装置(ちゅうおうしょりそうち)あるいは中央演算処理装置(ちゅうおうえんざんしょりそうち)とも言われる。

ファイル:IntelCore2DuoE6600.jpg|thumb|250px|CPU (Intel Core 2 Duo E6600)

概要

CPU記憶装置上にあるプログラムと呼ばれる命令を順に読み込んで解釈・実することで情報の加工をう。CPUはコンピュータ内での演算をなう中心であり、CPUは通常はバスと呼ばれる信号線を介して主記憶装置入出力回路に接続され、何段階かの入出力回路を介して補助記憶装置や表示装置、通信装置などの周辺機器が接続され、データやプログラムなど情報のやりとりをう。

このようなCPUを用いたプログラムによるコンピュータの逐次動作がほとんどのコンピュータの基本的な動作原理となっている。記憶装置上にプログラムを配置してから、プログラムを実する方式をプログラム内蔵方式と言う。

現在では概して1チップLSIに集積されており、MPU(Micro Processing Unit)またはマイクロプロセッサと呼ぶこともある。また、算術演算機能を強化し信号処理に特化したDSP や、メモリや周辺回路を搭載し組込み機器制御を目的としたマイクロコントローラ(マイコン)などの展開種も登場している。

専用の電子回路に比べると実速度は遅いが、プログラムを変えるだけで多様な処理がえることから、非常に多岐にわたる用途に使用できまた高度な動作が可能となる。また専用回路に比べ設計、修正が容易である。以上のような特徴を持つため、CPUはおよそあらゆるシステムに内蔵され、現代の産業や生活の屋台骨を支える存在にまで普及している。現在最も普及しているCPUアーキテクチャの一つにARMアーキテクチャが挙げられる。ARMアーキテクチャは1991年から数え2008年年初頭に出荷個数が100億個を超えるなど、家電製品から工業製品、携帯機器などに至るまで様々なシステムに組み込まれ、機器制御を司っている。また、PCなど現在の汎用コンピュータ製品における殆どのメインCPUx86アーキテクチャが用いられており、特にインテルx86CPU出荷数は1978年6月9日の8086発売から2003年までの25年で10億個を越えた。

CPUの構造は1949年に世界最初のストアードプログラム方式コンピュータであるEDSACが発表された時点で、現在のCPUの原型が完成している。

CPUの発達は、プロセス技術の微細化による高速化、パイプライン化(命令パイプライン、演算パイプライン)、命令並化(スーパースカラVLIW)データ並化(SIMD演算)、CPUコア並化、スレッド化(同時マルチスレッディング)、などに支えられている。

CPU」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2009年7月28日15時(日本時間)現在での最新版を取得。

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