CPUソケット、又は
CPUスロットは、コンピュータの
マザーボード上にある、
CPUと電気的に接続するための接点である。2007年現在、ほとんどの
デスクトップパソコンと
サーバコンピュータ、特に
インテルの
x86アーキテクチャに基づくものは、
ソケットで
CPUを搭載している。
ほとんどの
CPUソケットインタフェースはPin Grid Array (PGA) 構造を採用し、プロセッサパッケージ底面の短く硬いピンが
ソケットの穴に嵌る。ピンを曲げる危険性を低減するため、 Zero Insertion Force (
ZIF)
ソケットではほとんど抵抗なくプロセッサを挿入することができるようになっている。レバーを倒すことによりピンをしっかりと固定し、接点を確実に接触させることができる。
2007年現在、いくつかの現行の
ソケットと今後予定されている
ソケットの設計では、Land Grid Array (LGA) が使用されている。この設計ではピンは
ソケットの側に存在する。ピンは、プロセッサパッケージ底面のパッド 又はランドと接触する。
1990年代後半に、多くの
x86プロセッサは
ソケットではなくスロットに装着された。
CPUスロットは
拡張スロットに似た、シングルエッジのコネクタであり、そこにプロセッサを搭載したプリント基板を挿入した。スロット型の
CPUパッケージは2つの利点があった。プロセッサのプリント基板に
集積回路を追加することにより
L2キャッシュメモリを拡大できることと、プロセッサの挿入・抜却が容易になることである。しかし、スロット型のパッケージは
CPUと
チップセットの間の配線長を長くすることが必要であり、クロックスピードが 500 MHz を超えると不適切なものとなった。スロットは
AMDのSocket Aと、
インテルのSocket 370が導入されたことで使われることはなくなった。