被写界深度

被写界深度(ひしゃかいしんど)とは、写真のピントが合っているように見える領域の広さのこと。写真用レンズにおいては、ある一つの設定で厳密な意味でピントが合っている場所は、一つの平面上にしかないが、感覚的にはその前後にも十分にはっきりと像を結んでいるように見える範囲がある。その範囲のことを被写界深度と呼んでいる。

右の二つの写真を比較してみるとわかると思うが、上の写真では、近くのバラにも、遠くの洋館にも焦点があっているように見える。焦点があっている範囲が広いのである。このような写真を「被写界深度が深い」または「パンフォーカス」であるという。

一方、下の写真では花の「シベ」の部分にしか焦点があっておらず、花びらでさえぼけている。焦点があっている範囲が狭いのである。このような写真を「被写界深度が浅い」という。

同じ内容を指して被写体深度と言う表記が用いられることがあるが、これは誤用である。また、焦点深度という言葉が用いられるが、実はまったく違う概念である。

被写界深度は英語でDepth of fieldといい、略称はDOFである。

被写界深度」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2009年7月28日15時(日本時間)現在での最新版を取得。

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