マルチタスク

マルチタスク は、OSが複数のタスクプロセス)を切り替えながら実すること。マルチプログラミングマルチプロセスともいう。逆に、同時に一つのタスクしか実できない方式をシングルタスクという。

コンピュータはCPUメモリディスクキーボードなどのI/Oネットワークインターフェースなどから構成される。一般的に、CPUの計算処理時間に比べ、ディスクネットワークの処理時間は数十から数百倍かかる。シングルタスク環境では、逐次処理がわれるため、入力待ちや通信待ちなど、CPUが計算を実できずに、待つ時間が発生する。マルチタスクの導入によって、これらの待ち時間の間にCPUを動作させ別の計算を行い、全体の処理時間の短縮を実現することが可能になる。

一方、マルチタスク環境では、並プログラミングの手法が利用でき、機能をタスクとして分割することで、ソフトウェアの再利用性を上げることができる。

1つのCPUしかないコンピュータでは、ある瞬間には1つの処理しか実できない。しかし、CPUの処理時間を数十ミリ秒といった短い時間で区切り、タスク間で1つのCPUをタイムシェアリングすることによって、ユーザーから見ると、複数のアプリケーション(タスクプロセス)が同時に実されているように見える。

タスクの切り替えのオーバーヘッドや、キャッシュやトランスレーション・ルックアサイド・バッファのミスヒット率の上昇などのコストがかかるが、入出力待ちなどであるタスクの実が止まっても他のタスクが実されるため、全体としてスループットの上昇が期待できる。

マルチタスク」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2009年7月28日15時(日本時間)現在での最新版を取得。

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