ヒートパイプ(Heat pipe)とは、熱伝導性を上げる技術・仕組みの一つ。単に伝熱効率を上げるだけでなく、一方の温度が高い場合にのみ熱伝導性を発揮する熱ダイオードとしての使用法もある。
NASAにより人工衛星中の放熱に利用されたのが実用化の始まりである。熱伝導性が高い材質からなる
パイプ中に揮発性の液体(作動液)を封入したもの。
パイプ中の一方を加熱し、もう一方を冷却することで、作動液の蒸発(潜熱の吸収)→作動液の凝縮(潜熱の放出)のサイクルが発生し熱を移動する。冷却部を加熱部より高い位置に設定することにより、凝縮後の作動液を加熱部に戻すことができるが、
パイプ内部を毛細管構造にすることにより、高低差がない場合でも利用が可能になる。