ノイマン型(-がた、von Neumann architecture)は、コンピュータの基本構造であり、論理的には
チューリングマシンを
RAM(
ランダムアクセスマシン)にして、更に実用性のために工学的な
入出力装置を付加した構造になっている。
チューリングマシンからの本来のプログラム内蔵方式に
入出力装置を付加してストアドプログラムを実現するコンピュータ・
アーキテクチャの一つである。
主記憶装置(
メモリ)上に命令とデータを区別することなく格納し、データを命令として解釈実
行する方式である。もともとのノイマンの提案では命令を書き換えながら実
行する構想であったが、後にデータだけを書き換えてデータ値によって分岐する命令で等価なプログラムになることが証明され、命令とデータは区別されるようになった。(命令とデータを区別して配置する
アーキテクチャについてはハーバード・
アーキテクチャを参照)。
EDVAC開発に加わっていた著名な数学者のジョン・フォン・ノイマンが数学的な論理付けを行い、自分の名義で発表したため、今日では、ノイマンの功績として広く知られている。しかし、この方式は、ジョン・モークリーやジョン・エッカートがEDVAC設計時に発想したもので、フォン・ノイマンは数学的基礎を与えた。考案者も高名な数学者の名前を利用してこのアーキテクチャーを広めようとしたと言われている。
また、この
アーキテクチャの最初のコンピュータは、EDVACではなくEDSACである。これは、EDVACの開発が非常に遅れたため、EDSACに先を越されたからである。