半導体(はんどうたい)とは、電気を良く通す良導体や電気を通さない絶縁体に対して、それらの中間的な性質を示す物質である。
電気をどの程度通すかという電気伝導性を周囲の電場や温度によって敏感に変化させる性質は、今日の電子機械にとって重要であり、電子工学で使用される
ICのような
半導体素子はこの
半導体の性質を利用している。
「
半導体」という言葉は、元となった英語 "semiconductor" の "semi-" =「半分」と "conductor" =「導体」からの訳である。
[
ファイル:BandGap-Comparison-J.
PNG|thumb|right|400px|金属、
半導体、絶縁体におけるバンドギャップ(禁制帯幅)の模式図。ある種の
半導体では比較的容易に電子が伝導帯へと遷移することで電気伝導性を持つ伝導電子が生じる。金属ではエネルギーバンド内に空き準位があり、価電子がすぐ上の空き準位に移って伝導電子となるため、常に電気伝導性を示す。]